シンエダウチホングウシダ

新であって真ではない

  • 山の斜面などに生える。
    大きいものは枝分かれする。
    写真 / 2021.9.17 鹿児島県奄美大島 S.Ikeda

  • これは枝分かれが少ないもの。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 枝分かれしていないもの。
    胞子のう群をつけていない。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 根茎を短くはって葉を出す。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 小さな切れ込み(小羽片)は扇の形。
    基部は90°よりもせまい。
    胞子のう群はフチから1mmほど内側に長くつけ、 ふつう途中でとぎれない。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 葉柄基部には茶色っぽい鱗片があるが落ちやすく、 ほぼないように見える。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 葉軸は鱗片がほとんどなくてツルツル。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

  • 新芽は小さなワラビみたい。
    写真 / 2023.3.24 沖縄県恩納村 S.Ikeda

特徴

南国の林内に多い小さめのシダです。 小さな切れ込みは扇の形をしていて、 裏に細長い胞子のう群をつけます。 名前はエダウチホングウシダに似ているけど新しい種であったことに由来します。
 
大きさ : 葉の長さは20cmほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 日本(伊豆諸島, 和歌山, 高知, 九州南部, 琉球), 台湾, 中国, 南アジア, 東南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​