シンエダウチホングウシダ

新であって真ではない!

  • 山の斜面などに生える。
    大きいものは枝分かれする。
    写真 / 2021.9 鹿児島県奄美大島 S.Ikeda

  • これは枝分かれが少ないもの。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 枝分かれしていないもの。
    胞子のう群をつけていない。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 根茎を短くはって葉を出す。
    写真 / 2022.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 葉裏の小羽片。
    扇形で、 基部は90°よりもせまい。
    胞子のう群はフチから1mmほど内側に長くつけ、 ふつう途中でとぎれない。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    茶色い鱗片があるが落ちやすく、 ないように見える。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 葉軸。
    鱗片がほとんどなくてツルツル。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 新芽。
    小さなワラビみたい。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

特徴

南国の林内に多い小さめのシダ。 近縁のエダウチホングウシダに似ていますが、 扇形の小羽片は先がふつう切れ込まず、 裏のフチに沿って長い胞子のう群をつけます。 名前はエダウチホングウシダに似ているけど新しい種であったことに由来します。
 
葉の長さ : 10~30cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 本州(伊豆諸島・和歌山)、 四国(高知)、 九州、 琉球、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​