ワラビ

いわずと知れ(しれ)山菜(さんさい)

  • 明るい(あかるい)草地(くさじ)多い(おおい)有名(ゆうめい)なシダ。
    写真(しゃしん) / 2022.10.11 千葉(ちば)()若葉(わかば)() S.Ikeda

  • 根茎(こんけい)長く(ながく)はってよく群生(ぐんせい)する。
    写真(しゃしん) / 2021.9.12 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • ()(さき)成長(せいちょう)続ける(つづける)()もある。
    写真(しゃしん) / 2022.5.14 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 表面(ひょうめん)(かみ)のようなパリッとした質感(しつかん)
    切れ込み(きれこみ)丸み(まるみ)がある感じ(かんじ)
    写真(しゃしん) / 2022.7.29 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • ()(うら)
    フチに胞子(ほうし)のう(ぐん)をつけるがまれ。
    つけない()(ほう)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2021.9.23 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)
    鱗片(りんぺん)()はない。
    写真(しゃしん) / 2022.7.29 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 新芽(しんめ)
    この姿(すがた)しか知ら(しら)ない(ひと)大半(たいはん)かも?
    写真(しゃしん) / 2021.3.22 静岡(しずおか)(けん)伊東(いとう)() S.Ikeda

特徴(とくちょう)

住宅(じゅうたく)()近く(ちかく)など人里(ひとざと)多い(おおい)大きめ(おおきめ)のシダ。 ()明るい(あかるい)()緑色(りょくしょく)()少なく(すくなく)切れ込み(きれこみ)丸み(まるみ)があります。 普通(ふつう)シダがあまり生え(はえ)なさそうな明るく(あかるく)乾い(かわい)草地(くさち)によく群生(ぐんせい)するので、 慣れれ(なれれ)ばとても見分け(みわけ)やすいシダです。
 
()(なが)さ : 30~100cm
観察(かんさつ)時期(じき) : (はる)~(あき)((なつ)(みどり)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ) : 明るい(あかるい)草地(くさじ)(はやし)(ゆかり)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)琉球(りゅうきゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

食べ(たべ)てみよう!

ワラビの新芽(しんめ)山菜(さんさい)としてとても有名(ゆうめい)です。 新芽(しんめ)はお浸し(ひたし)天ぷら(てんぷら)に、 太い(ふとい)根茎(こんけい)はわらび()になります。
 
※ちなみに(なま)では有毒(ゆうどく)で、 発がん(はつがん)物質(ぶっしつ)のプタキロサイドを含み(ふくみ)ます。 必ず(かならず)アク抜き(ぬき)など(しも)処理(しょり)してから食べる(たべる)ようにしましょう。 処理(しょり)すれば健康(けんこう)全く(まったく)問題(もんだい)ありません。

食用(しょくよう)になるシダたち

ワラビ以外(いがい)にも食べる(たべる)ことができるシダは多く(おおく)あります。
 
例えば(たとえば)ワラビ以外(いがい)ではゼンマイクサソテツ(コゴミ)スギナ(ツクシ)あたりが特に(とくに)有名(ゆうめい)です。
 
涼しい(すずしい)地域(ちいき)ではオニゼンマイ、 ヤマドリゼンマイ、 イッポンワラビ(アブラコゴミ)キヨタキシダ((あか)コゴミ)オニヒカゲワラビなどがよく(しょく)されます。 琉球(りゅうきゅう)台湾(たいわん)などより暖かい(あたたかい)地域(ちいき)ではヒカゲヘゴオオタニワタリ(るい)クワレシダホウビカンジュなどが食べ(たべ)られます。
 
さらに珍しい(めずらしい)ところではフユノハナワラビデンジソウヤマソテツヒメミズワラビキンモウワラビジュウモンジシダなども食用(しょくよう)になるのだとか。