ミヤマワラビ

低地にゲジゲジ高地にミヤマ

  • 山地林内に生える。
    写真 / 2023.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって葉を出す。
    しばしば群生する。
    写真 / 2022.6.11 東京都奥多摩町 S.Ikeda

  • 登山道中に多い。
    写真 / 2023.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 葉の表面には毛が多い。
    葉軸には葉状のふくらみがある。
    写真 / 2023.8.18 長野県茅野市 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は円形でフチ寄りにつく。
    包膜(ほうまく)はない。
    写真 / 2023.7.31 長野県原村 S.Ikeda

  • 葉柄。
    茶色っぽい鱗片がつく。
    写真 / 2023.7.31 長野県原村 S.Ikeda

  • 一面に群生していることも多い。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見町 S.Ikeda

特徴

山地の比較的標高のある場所にたくさん見られる小さめのシダ。 低地に多いゲジゲジシダに近い仲間で、 同じように葉軸に三角のふくらみがつきます。 山菜で有名なワラビとは全く別のグループのシダです。
 
大きさ : 長さ20cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 標高ある山地の林内
分布 : 日本(北海道, 本州(広島以東), 四国, 大分, 屋久島), 朝鮮, 台湾, 中国, ロシア, ヨーロッパ, 北米北部など

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​