ガガイモ

淡紅紫色から白色の豪華な花

  • 葉腋から長い花柄を出して、 まとまった花をつける。
    写真 / 2023.8.11 長野県諏訪郡 I. Watanabe

  • 花冠は5深裂して星型に反り返り、 花冠の内側に毛が密生する。
    写真 / 2023.8.11 長野県諏訪郡 I. Watanabe

  • 葉脈が目立ち、 葉身の表面は濃い緑色
    写真 / 2023.8.11 長野県諏訪郡 I. Watanabe

  • やや長いハート形 葉裏は白緑色
    写真 / 2023.8.11 長野県諏訪郡 I. Watanabe

  • 表面ごつごつ、 熟すと割れてボート形、 中から白い毛の生えた種子が出る。
    写真 / 2022.12.02 長野県諏訪郡 I. Watanabe

特徴

分厚く毛むくじゃらな花、 小型のボート形の実、 割れた殻の間から風に吹かれて飛び出す種の風情が面白い。

タイプ : 多年草
大きさ : ツルの茎長 2m
花の時期 : 初夏
生える場所 : 山野・林縁
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮半島 中国 東アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

日本神話 スクナビコナはガガイモのボートに乗ってきたと伝えられています。

スクナビコナは因幡の白兎を助けた大国主神(だいこくさま)の下で、 日本の多くの山や丘を作ったと伝えられています。

  • スクナビコナはガガイモのボートに乗って大黒様の元にやってきた
    写真 / フリー画像

執筆協力 : 渡邉勲