カニクサの変種(へんしゅ : 亜種ほどではないけど同種とするには違いがあるもの)で、 琉球や台湾に見られます。 葉はより厚めで細長くなります。
特徴
市街地など身近な場所でもよく見られるつる性のシダ。 低木やフェンスなどにからみついて生えます。 別名をツルシノブといいます。
大きさ : 長さ3mになる
観察の時期 : 春~秋(夏緑性), 暖地では冬も枯らさない
生える場所 : 道ばたの林縁や石垣など
分布 : 日本(本州(新潟-福島以南), 四国, 九州, 屋久島), 朝鮮, 台湾, 中国, 南アジア, 東南アジアなど
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
ナガバカニクサ
カニクサでカニ釣りはできるのか?
カニクサという変わった名前は、 昔に子どもたちが遊びでカニ釣りに使っていたことに由来します。 ただ、 どのように釣っていたのかは不明です。
では本当に釣れるのか?
試しにカニ…ではなくザリガニを釣ってみました。