チヂミザサ

ひっつき(ちゅう)()付い(つい)たら友達(ともだち)

  • () 表面(ひょうめん) (さき)細長く(ほそながく)なる。 縮ん(ちぢん)でたくさんのシワがよる。
    写真(しゃしん) / 2023.07.31 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • (つぼみ)、 すでに薄く(うすく)()伸び(のび)だしている。
    写真(しゃしん) / 2023.09.11 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • (あか)の→が雌しべ(めしべ)(あお)の→が雄しべ(おしべ)
    写真(しゃしん) / 2023.10.03 東京(とうきょう)明治(めいじ)神宮(じんぐう) I.Watanabe

  • 雌しべ(めしべ)羽毛(うもう)(じょう)(かたち)()引く(ひく)
    写真(しゃしん) / 2023.09.21 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • ノギが紫色(むらさきいろ)粘液(ねんえき)朝日(あさひ)をあびて光っ(ひかっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2023.09.14 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • (しょう)()は、 (くき)に1()づつつくが、 (くき)枝分かれ(えだわかれ)して、 分岐(ぶんき)した(えだ)(しょう)()複数個(ふくすうこ)つくこともある。
    写真(しゃしん) / 2023.10.03 東京(とうきょう)()明治(めいじ)神宮(じんぐう) I.Watanabe

  • ()(さや)(くき)ともに毛深い(けぶかい)()少ない(すくない)ものは、 コチヂミザサとして区別(くべつ)される。
    写真(しゃしん) / 2023.09.11 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • タネ。 (うす)緑色(りょくしょく)
    写真(しゃしん) / 2023.10.02 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • ()(さや) 毛深い(けぶかい)
    写真(しゃしん) / 2023.09.11 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

  • (くき)枝分かれ(えだわかれ)しながら地表(ちひょう)這い(はい)(ふし)ごとに()をだし((あか)の→)、 地面(じめん)(くき)固定(こてい)させる。 (かく)(くき)多数(たすう)()をつける
    写真(しゃしん) / 2023.09.11 長野(ながの)(けん)原村(はらむら) I.Watanabe

特徴(とくちょう)

()(えん)がちぢれていることから、 縮み(ちぢみ)(ささ)(チヂミザサ)と名前(なまえ)がつきました。 (はて)()()のついた())は朝露(あさつゆ)濡れる(ぬれる)紫色(むらさきいろ)光っ(ひかっ)てきれいです。 光っ(ひかっ)ているのは粘液(ねんえき)です。 この粘液(ねんえき)長い(ながい)ノギ(()(さき)()のようなもの)、 ふさふさの()で、 通りすがり(とおりすがり)動物(どうぶつ)や、 人間(にんげん)のズボンなどに大量(たいりょう)(たね)をくっつけます。
全体(ぜんたい)()多い(おおい)ものをときにケチヂミザサとも呼ば(よば)れます。

 

タイプ : 多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さは10~30cm 
(はな)時期(じき) : 8(つき)~10(つき)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 林内(りんない)(はやし)(ゆかり)道端(みちばた)
分布(ぶんぷ) : 全土(ぜんど)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 渡邉(わたなべ)(いさお)