津久井湖城山公園

チャイロスズメバチ

スズメバチ界の乗っ取り屋

  • 頭と胸は赤褐色、 腹部は黒色でしま模様がない。
    写真 / MasakoT

  • 胸に独特の模様がある。
    樹液にやって来る。
    写真 / MasakoT

  • 体に剛毛が多い。
    写真 / MasakoT

  • 顔。
    写真 / MasakoT

  • 写真 / MasakoT

特徴

雑木林などで見られる赤と黒のスズメバチ。 生息場所は局地的ですが、 勢力を拡大させています。 キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、 その巣の女王バチを殺して巣を乗っ取り、 自分の働きバチを育てさせます。
 
大きさ : 体長30mm前後(女王バチ) 17~24mm(働きバチ) 20~27mm(オスバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は樹液など
成虫が見られる時期 : 6~10月
分布 : 北海道、 本州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

攻撃的で、 巣に近寄ると地表近くを群れをなして飛び回り威嚇します。 刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8~10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を流水で洗い流し、 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。

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