21世紀の森と広場

ミゾソバ

ピンク色のお星さま

  • 思わず花を摘んでみたくなる可愛い花。
    写真 / 泉自然公園SNS

  • 全体の姿が作物のソバに似ている。
    写真 / I. Watanabe

  • 花は下から咲きあがる。 蕾の先端は薄紅色で美しい。
    写真 / I. Watanabe

  • 雄しべ8本、 雌しべ1本
    写真 / I. Watanabe

  • 花柄は毛深い。 赤色の腺毛と白い毛(長毛・星状毛)が生えている。
    写真 / I.Watanabe

  • 葉は互生し基部が耳状に張り出す。 表面には毛が多く、 斑紋が見られることが多い。
    写真 / I.Watanabe

  • 葉の裏面にも毛が多い。
    写真 / I.Watanabe

  • 茎は根元で枝分かれし、 縦横に密生する。
    写真 / I.Watanabe

特徴

用水路、 小川などのへりにピンク色の花が群れて咲きます。 姿が作物のソバ(蕎麦)に似て、 田んぼまわりの溝などに多いことから、 ミゾソバ(溝蕎麦)と命名されたといわれています。
 
タイプ : タデ科イヌタデ属の一年草
大きさ : 高さは30~100cm 
花の時期 : 7~10月
生える場所 : 水辺、 湿地
分布 : 北海道、 本州、 、 四国、 九州 

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

別名 牛にちなんだ別名

ミゾソバの葉が、 その形と模様で牛の顔に見えることから、 ウシノヒタイ(牛の額)とも呼ばれます。

  • 牛の顔
    写真 / istockより

  • 葉に牛の顔を描いてみよう。
    写真 / I.Watanabe

執筆協力 : 渡邉勲、 田中ひとみ

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