アオミズ

草全体 柔らかでみずみずしい

  • 川沿いの道筋に群生する。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 雌雄同株、 雌花と雄花が混生して咲く。 赤矢印が雌花、 すでに実になっている。 青矢印が雄花、 雄しべが突き出ている。
    写真 / 2023.09.11 長野県原村 I.Watanabe

  • 葉は四方にバランスよく伸びて日光を受ける。
    写真 / 2023.09.29 長野県原村 I.Watanabe

  • 若い果実(赤矢印)が成長している。
    写真 / 2023.10.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 果実は、 3枚の緑色の花被片に包まれている。 花被片の先端はとがり小さな突起がある。
    写真 / 2023.10.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 種 微細なつぶつぶがある。
    写真 / 2023.10.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 茎は緑色でつるつる、 無毛。 角張る。 葉腋から1対の花穂が出る。 雌雄の花が混成する。
    写真 / 2023.09.09 長野県原村 I.Watanabe

  • 葉柄(赤矢印)は長く、 葉と同長。
    写真 / 2023.09.12 長野県原村 I.Watanabe

  • 葉裏、 3脈が目立ち葉脈が浮き上がる。
    写真 / 2023.09.11 長野県原村 I.Watanabe

  • 根は瓦礫の石の間にがっちり食い込む。
    茎の途中から根が伸びだしている。
    写真 / 2023.09.29 長野県原村 I.Watanabe

特徴

渓流沿いの道で、 よく見かけます。 茎に多くの水分を含んでおり、 透明感があってみずみずしいです。 葉は柄が長く、 水しぶきにあたってもひらひらと受け流します。

  
タイプ : 1年草
大きさ : 高さは30~50cm 
花の時期 : 7月~10月
生える場所 : 山地、 渓流沿い、 湿地
分布 : 北海道~九州、 朝鮮半島、 中国、 シベリア東部、 北アメリカ 

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

山菜

やわらかい茎と葉の部分を摘み取ります。 採取適期は7 - 9月ごろ、 味に特別なクセはなく、 さっと湯がいてから、 おひたし、 白和えなどの和え物、 卵とじなどにしていただきます。

執筆協力 : 渡邉勲、 田中ひとみ