ツルマメの若い豆はまるで小さな枝豆のよう…ということで、 その正体は枝豆や大豆の原種といわれています。
近年の研究から縄文時代には日本でも既に野生のツルマメから栽培種が生み出され、 育てられていたことがわかってきました。 あまり馴染みのない草かもしれませんが、 人ととっても関わりが深い草でもあるわけです。
ツルマメ
この豆、 どこかで見たことあるような…?
特徴
里山のような緑豊かな場所でよく見られるつる性の草。 秋ごろに赤紫色の小さな花を咲かせ、 その後に黄色っぽい毛で覆われた豆をつけます。
タイプ : 一年草
大きさ : 花は5~8mm, 小葉は3~8cm
花の時期 : 8~9月
生える場所 : 日当たりの良い草地
分布 : 日本全土
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。