筑波実験植物園

クリオオアブラムシ

クリにつく黒い大きなアブラムシ

  • クリの枝に集団でつき、 汁を吸う。
    写真 / MasakoT

  • アブラムシが出す甘露(かんろ=糖分が多い排出物)を求めて、 アリがやって来る。
    写真 / MasakoT

  • アリがたくさん集まる。
    写真 / MasakoT

  • 木の幹に集まり産卵。
    写真 / MasakoT

  • 越冬卵は長い楕円形で、 初めは赤褐色。
    後に黒色になる。
    写真 / MasakoT

  • 樹名板の裏に産みつけられた越冬卵。
    黒色で光沢がある。
    写真 / MasakoT

特徴

クリ、 コナラ、 クヌギなどで見られる大きく黒いアブラムシ。 枝に集団でつき、 汁を吸います。 10月頃になると、 越冬卵を産むはねのないメスとはねのあるオスが現れ交尾し、 10月末~12月、 メスは幹や枝に集団で産卵します。
 
大きさ : 体長4~5mm
食べ物 : クリ、 コナラ、 クヌギ、 カシ類などの木の汁
成虫が見られる時期 : 4~12月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる木

見られる散歩道

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