稲の種もみを水につける時期に花が咲くことから、 種漬花と名づけられました。
近年は農薬の影響もあって数こそ少なくなりましたが、 今でも場所によっては田植え前の田んぼで一面に白い花を咲かせている姿を見ることができます。
タネツケバナ
春の田んぼを白く染める!
特徴
春の里山の田んぼで普通に見られるアブラナ科。 花弁が4枚の白く小さな花、 細長い果実、 丸みがあるように切れ込んだ羽状の葉などが特徴です。 茎葉は天ぷらやお浸しとして食べることもできます。
タイプ : アブラナ科の越年草
花の時期 : 一年中(2~5月が多い)
生える場所 : 湿地の土上
分布 : 日本全土
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。