アオバアリガタハネカクシ

触らないで!毒をもつ「やけど虫」

  • 体色はオレンジと黒。
    写真 / 2024.3.10 千葉県習志野市 MasakoT

  • 成虫で越冬する。
    写真 / 2024.3.10 千葉県習志野市 MasakoT

  • 藍色の上翅の下に、 後ばねが折りたたまれている。
    写真 / 2024.3.10 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

オレンジと黒の小さなハネカクシ。 田んぼや湿った草地の植物の根元や石の下などで、 普通に見られます。 上翅(じょうし)が青いことから「アオバ」と名づけられました。 成虫はよく飛び、 明かりにやって来ます。
 
大きさ : 体長6.5~7.0mm
食べ物 : 肉食の傾向が強い雑食性
成虫が見られる時期 : 3~11月(夏に多く、 成虫で越冬)
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

触らないで!

卵、 幼虫、 蛹、 成虫いずれも「ペデリン」という毒を持ちます。 体液が皮膚につくと、 数時間後に赤くはれ、 水ぶくれになります。 目に入ると大変危険です。 家の明かりに集まることがありますので、 つぶさないよう注意してください。