カワヂシャ

チシャはレタスのこと!

  • 水辺で見られる草花。
    写真 / 2024.5.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 水中から生えている。
    川岸に生えていることも多い。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 白く小さな花を茎の下から咲かせる。
    その形はオオイヌノフグリに似る。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 花弁は白色で、 うすい紫の筋がある。
    4枚のガクが、 花弁の間から見える。
    特定外来生物のオオカワヂシャは、 花がより大きくて紫色が強く、 ガクが正面から見えない。 両者の雑種のホナガカワヂシャは中間的。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 果実。
    球形で、 タテにへこみがある。
    腺毛がまばらにある。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • しばしば果実がふくらんでる。
    これは昆虫に寄生された虫こぶ(カワヂシャツボミタマフシ)。 寄主はムシクサにも寄生するムシクサコバンゾウムシ?
    写真 / 2024.5.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉は茎に抱き、 対に出る。
    茎は太く、 みずみずしい。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉は基部で一番幅広く、 タテ長。
    フチにはっきりとした鋸歯がある。
    オオカワヂシャは鋸歯が目立たない。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 花弁は合弁花なので、 落ちるときは丸ごと。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 水面に花が散っててきれい。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 一面に大群生。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 果実の中に種子を多くつける。
    種子は楕円形で長さ0.6mmほど。
    写真 / S.Ikeda

特徴

春の田んぼや川沿いなどに見られるみずみずしい草花。 身近な野草のオオイヌノフグリに近い仲間で、 それとよく似た形の白っぽい花を咲かせます。 名前のチシャはレタスのことで、 若葉は食用になります。
 
タイプ : 越年草
大きさ : 高さ10~100cm、 花は3~4mm
花の時期 : 4~6月
生える場所 : 低地の湿地や川沿い
分布 : 本州、 四国、 九州、 琉球、 台湾、 中国、 東南アジア、 インド

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道