アジサイ

乾燥(かんそう)がすぐに(かお)())に出る(でる)タイプ

アジサイの特徴(とくちょう)

日照り(ひでり)続く(つづく)とアジサイは()がだらーんと垂れ(たれ)(みず)をくれと訴え(うったえ)ます。すぐに()出る(でる)素直(すなお)さが魅力(みりょく)です。
アジサイは花びら(はなびら)見え(みえ)ているのはガクで、よく()ないと咲い(さい)ているかどうかわからない小さな(ちいさな)(はな)真ん中(まんなか)にあります。
(はな)(ガク)の(いろ)リトマス試験紙(りとますしけんし)反対(はんたい)で、酸性(さんせい)()なら(あお)、アルカリなら(あか)(あか)(よう)()なども売ら(うら)れています。
あまり知ら(しら)れてませんが、アジサイは有毒(ゆうどく)植物(しょくぶつ)です。→「和菓子(わがし)のアジサイの()?やばいでしょ」((べつ)サイトに異動(いどう)します。)

みんなの投稿(とうこう)

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

根元(ねもと)から新しい(あたらしい)(えだ)()(かぶ)立ち(たち)になります。放置(ほうち)すると見上げる(みあげる)ほど大きく(おおきく)なりますが、大木(たいぼく)にはならない()です。

  • 梅雨(つゆ)()存在(そんざい)(かん)アップ
    2017.6.15 / 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() / 撮影(さつえい) minaei

  • 住宅(じゅうたく)などに植え(うえ)られています
    2005.6.20 / 東京(とうきょう)()東村山(ひがしむらやま)() / 撮影(さつえい) minaei

()

()対生(たいせい)(えだ)同じ(おなじ)(ところ)から2(まい)ずつ出る(でる))。
しっとりしていて厚み(あつみ)光沢(こうたく)があり、(ひょう)には()はありません。

  • 光沢(こうたく)のある葉っぱ(はっぱ)
    2020.8.14 / 千葉(ちば)()美浜(みはま)() / 撮影(さつえい) MayaN

(はな)

花びら(はなびら)見える(みえる)のはガクで、真ん中(まんなか)のつぶのようなつぼみが咲き(さき)ます。ガクのない(はな)もひっそりと隠れ(かくれ)咲い(さい)ていることがあります。

  • 真ん中(まんなか)咲く(さく)小さな(ちいさな)(はな)
    2017.6.19 / 埼玉(さいたま)(けん)所沢(ところざわ)() / 撮影(さつえい) minaei

  • ひっそりと咲い(さい)ている地味(じみ)(はな)
    2016.7.7 / 埼玉(さいたま)(けん)所沢(ところざわ)() / 撮影(さつえい) minaei

  • ()がアルカリだとピンク色(ぴんくいろ)
    2005.6.20 / 東京(とうきょう)()東村山(ひがしむらやま)() / 撮影(さつえい) minaei

  • 2(ねん)()以降(いこう)(えだ)(はな)咲く(さく)
    2017.6.18 / 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() / 撮影(さつえい) minaei

  • (はな)終わる(おわる)とふせて、店じまい(みせじまい)
    2017.7.12 / 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() / 撮影(さつえい) minaei

()

実は(じつは)ほとんど実り(みのり)ません。

(みき)

(えだ)には白い(しろい)スポンジのような(ずい)があり、お菓子(おかし)のポポロンみたい。挿し木(さしき)簡単(かんたん)で、(えだ)()にさすだけでつきます。

  • (えだ)切る(きる)白い(しろい)(ずい)があります
    2016.11.29 / 埼玉(さいたま)(けん)狭山(さやま)() / 撮影(さつえい) minaei

冬芽(とうが)

初め(はじめ)薄い(うすい)カバーをかぶっていますが、すぐに取れ(とれ)てしまいます。()落ち(おち)(あと)がハートの(かお)見え(みえ)ます。

  • ハートの()(こん)
    2016.1.4 / 埼玉(さいたま)(けん)所沢(ところざわ)() / 撮影(さつえい) minaei

  • かわいい冬芽(とうが)
    2022.3.11 / 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() / 撮影(さつえい) MasakoT

(ひと)との関わり(かかわり)

アジサイはガクアジサイが(もと)となった日本(にっぽん)原産(げんさん)園芸(えんげい)植物(しょくぶつ)で、外国(がいこく)品種(ひんしゅ)改良(かいりょう)されたものはセイヨウアジサイと呼ば(よば)れています。
アジサイは、(むかし)日本(にっぽん)では便所(べんじょ)植え(うえ)られ、葉っぱ(はっぱ)でおしりをふいたりしていました。イメージはあまり良く(よく)なかったと思い(おもい)ます。
しかし日本(にっぽん)()外国(がいこく)(じん)はアジサイを「美しい(うつくしい)!」と品種(ひんしゅ)改良(かいりょう)して、様々(さまざま)品種(ひんしゅ)がうまれました。

  • (もと)になったガクアジサイ

名前(なまえ)由来(ゆらい)

アジサイの語源(ごげん)集まる(あつまる)(あず)、藍色(あいいろ)(はな)(さあい)と言わ(いわ)れています。

性格(せいかく)

アジサイは(むかし)はあまりイメージはよくない()だったのだと思い(おもい)ますが、海外(かいがい)品種(ひんしゅ)改良(かいりょう)されてあか抜け(あかぬけ)帰っ(かえっ)てきたため、人気(にんき)になり、ちやほやされ始め(はじめ)ました。そんな周り(まわり)関係(かんけい)なく、受粉(じゅふん)終わっ(おわっ)たら休み(やすみ)(みず)足り(たり)ないと素直(すなお)(かお)())に出す(だす)、ライフスタイルは変え(かえ)ません。

  • 暑く(あつく)、あまり(あめ)降っ(ふっ)ていないときは、()(みず)欲し(ほし)がっています
    2022.7.2 / 神奈川(かながわ)(けん)横浜(よこはま)() / 撮影(さつえい) minaei

体験(たいけん)遊び(あそび)

■アジサイの(えだ)白い(しろい)(ずい)は、(むかし)灯心(とうしん)(あぶら)にひたした(しん)をずらして明かり(あかり)保っ(たもっ)ていました。(むかし)(よる)明るい(あかるい)のはかなりの贅沢(ぜいたく)だったのです。(あぶら)直接(ちょくせつ)()がつくのではなく、(あぶら)から出る(でる)ガスが燃え(もえ)ているので、(あぶら)から(しん)出さ(ださ)ないと消え(きえ)てしまいます。付きっきり(つきっきり)(しん)をずらさないとすぐに()消え(きえ)ます。
大人(おとな)一緒(いっしょ)にでないと、やってはいけません。
灯心(とうしん)には()にイグサの(はな)(えだ)やヤマブキの(えだ)(ずい)使わ(つかわ)れました。

火付け(ひつけ)(ぼう)にもアジサイは使わ(つかわ)れます。

(はな)(がく)をドライフラワーにすると、ネイチャークラフトに使え(つかえ)ます。

  • (しん)(あぶら)をしませて()をつける
    東京(とうきょう)()東村山(ひがしむらやま)() / 2016.10.30 / 撮影(さつえい) minaei

  • (えだ)(ずい)をなるべく長く(ながく)とる
    東京(とうきょう)()東村山(ひがしむらやま)() / 2017.11.1 / 撮影(さつえい) minaei

  • (はな)(がく)は、そのまま綺麗(きれい)なドライフラワーになり紙漉き(かみすき)やネイチャークラフトの素材(そざい)になる
    栃木(とちぎ)(けん)那須高原(なすこうげん)ビジターセンター / 2022.8.6 / 撮影(さつえい) MayaN

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

(どく)をものともせず、()食べる(たべる)(むし)がいます。()(あな)があいていたら、()(うら)をそっと()てみましょう。

タップすると詳細(しょうさい)()られます

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : ()紹介(しょうかい)制作(せいさく)協力(きょうりょく) 岩谷(いわたに)美苗(みな)