亀戸中央公園

ハリエンジュ

どこでも芽を出す強靭な生命力

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特徴

ニセアカシアと呼ばれることが多いです。 生命力が強く、 どこからでも芽を出し成長が早いことで知られています。
初夏にフジのような白い花をたくさん咲かせミツバチの蜜を集める花として知られています。
若い枝には鋭い棘(とげ)があるので近づくときは注意してください。

以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

成長すると高さ15m程度になります。

  • 川沿いなどに勝手に生えていることが多い
    写真 / MayaN

  • 写真 / MayaN

小さな葉が3~11対ついた葉っぱです。

  • 写真 / MayaN

初夏には香りのよい白いフジのような花を咲かせます。

  • 写真 / EijiI

平べったい実ができます。 中には小さな種が入っています。

  • 写真 / MayaN

幹・枝

深い皺(しわ)が入っています。 若い枝には鋭い棘(とげ)があります。

  • 写真 / MayaN

その他の情報

明治時代入ってきた時はアカシアとも呼ばれ、 『この道』の歌に歌われたのはこの木です。
生命力が強くどこからでも芽を出し、 成長が早いことから1950年代までは燃料にする薪として生活に役立てられていました。 今では、 ミツバチの蜜源植物として役立っています。
ですが他の生き物の住処(すみか)を奪うこともあるとして、 生態系被害防止外来種の指定も受けています。
ハリエンジュの生命力が強いのは、 根に根粒菌バクテリアという菌が共生していて空気中の窒素を取り込むことができるためです。

関わりが深い生き物

甘い香りがする花には蜜がたっぷりあり、 ミツバチなどさまざまな虫がやってきます。
花の蜜からはハチミツが作られます。 ハリエンジュは大切な蜜源植物(みつげんしょくぶつ)です。

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