エンコウカエデ

()(かたち)(さる)()()てる?

特徴(とくちょう)

深く(ふかく)細く(ほそく)切れ込ん(きれこん)()がトレードマーク。 この(かたち)(さる)手の甲(てのこう)()ているということで「エンコウカエデ」と(あずか)ばています。 近年(きんねん)はイタヤカエデの一種(いっしゅ)とされています。

以下(いか)情報(じょうほう)は、 関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。 エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ10〜20mになる落葉(らくよう)高木(たかぎ)です。

  • 写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ぺディア

()

細く(ほそく)深く(ふかく)切れ込み(きれこみ)ます。 (えん)にギザギザはありません。

  • 写真(しゃしん) / 2010.11.23 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() MayaN

  • 写真(しゃしん) / 2022.4.18 千葉(ちば)(けん)(みなみ)房総(ぼうそう)() MayaN

(はな)

雌雄(しゆう)(どう)(かぶ)一つ(ひとつ)(はな)(ぼう)雄花(おばな)両性(りょうせい)(はな)両方(りょうほう)咲き(さき)ます。

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果実(かじつ)(なが)さ2〜3cm。 羽根(はね)角度(かくど)直角(ちょっかく)鋭角(えいかく)になります。

(みき)

暗い(くらい)灰色(はいいろ)老木(ろうぼく)になると(たて)裂け(さけ)ます。

  • 写真(しゃしん) / 庭木(にわき)図鑑(ずかん)植木(うえき)ペディア

名前(なまえ)由来(ゆらい)

細く(ほそく)深く(ふかく)切れ込ん(きれこん)()(かたち)(さる)手の甲(てのこう)()ているということで、 「(さる)(きのえ)(かえで)(エンコウカエデ)」となったと言わ(いわ)れています。

その他(そのた)情報(じょうほう)

近年(きんねん)はイタヤカエデの一種(いっしゅ)とされています。

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

(はな)にはさまざまな昆虫(こんちゅう)やって来(やってき)ます。
イタヤハマキチョッキリというピカピカのオトシブミの仲間(なかま)が、 カエデ(るい)()(なん)(まい)巻い(まい)大きな(おおきな)ゆりかごを作り(つくり)ます。

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