カラコギカエデ

深紅の紅葉が鮮やか

特徴

湿地に生えるカエデの仲間の木です。 秋の深紅の紅葉は鮮やかです。
葉っぱに色々な形があるので、 夏見るとカエデの仲間だと分かりにくいです。

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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形

高さ2−5mになる落葉小高木です。

  • 夏の姿
    写真 / 千葉市若葉区 MayaN

葉の周りは大きな二重のギザギザがあります。 葉によって大きな切れ込みは様々。
葉は3つに切れ込みますが、 全く切れ込まないものまであります。

  • 葉は3つに切れ込む。 真ん中の山が特に長い。
    写真 / 千葉市泉自然公園 MayaN

  • 深い紅色に紅葉する
    写真 / 2021.11.21 千葉市泉自然公園 MayaN

  • 紅葉する途中も美しい
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

  • やや厚手で光沢がある
    写真 / 2021.8.6 千葉市若葉区 MasakoT

  • 葉は対生。
    写真 / 2021.8.6 泉自然公園 MayaN

  • 葉の裏。 葉だけみるとハナノキと似ていますが、 ハナノキの葉は裏面に粉を吹いているので見分けがつきます。
    写真 / 2021.8.6 泉自然公園 MayaN

花は初夏に咲きます。 花は黄緑色。

  • 雌雄同株。 房状で雄花と両性花が混じって咲きます。
    写真 / 庭木図鑑植木ペディア

翼のついた実が二つ鋭角についています。

  • イロハモミジの種が、 落ちこんでいるような感じ。
    写真 / 2022.1.28 千葉市若葉区 MasakoT

  • たわわに実る
    写真 / 2022.9.21 千葉市若葉区 MayaN

  • 写真 / 2021.8.6 泉自然公園 MayaN

幹・枝

灰褐色で縦に不規則にさけ、 うろこ状にはがれます。

  • 写真 / 2021.8.6 泉自然公園 MayaN

  • 写真 / 庭木図鑑植木ペディア

名前の由来

樹皮がはがれて、 鹿子まだらになることから鹿子木→カラコギになったと言われます。

  • 写真 / 画像 : photoAC、 庭木図鑑植木ぺディア

関わりが深い生き物

カエデの花には、 カミキリムシなどいろいろな昆虫が集まります。
ピカピカのチョッキリが葉を巻いて卵を産み、 幼虫が育つゆりかごをつくります。

見られる場所