クマガワイノモトソウ
小さな三葉のイノモトソウ類
特徴
熊本県の球磨川周辺で多く見られるイノモトソウ類のシダ。 葉はふつう3枚の小葉からなり、 葉裏のフチに沿って胞子のう群がつきます。 同じ場所に生えるオオバノイノモトソウやキドイノモトソウと違って、 胞子葉はあまり細くならず幅広。 これらとよく雑種をつくります。
葉の長さ : 5~30cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 川沿いの石灰岩地
分布 : 九州(熊本・宮崎)、 台湾、 中国、 インドシナ半島
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
