ナチシケシダ

カサカサ質感の南方系シケシダ類

  • 低山の湿った林内に生える。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • これは三角形のもの。
    葉形は細長いものから幅広いものまで様々。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって葉を出す。
    多くのシケシダ類と違って、 胞子葉と栄養葉の区別がはっきりつかない。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 葉先。
    なだらかに細くなる。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 羽片。
    厚くてツヤがなく、 一番先は長く尖る。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    短いこともあれば長いこともある。
    フモトシケシダのように極端に長くはならない。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 裂片。
    中程度に切れ込み、 表面に毛がほとんどない。
    ウスバシケシダの裂片はより深く切れ込み、 軸と直角に出る傾向。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群を全体につける。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 胞子のう群は楕円形で、 脈寄りにつける。
    包膜は表面に毛がない。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 包膜。
    若い時でも広がり、 そのフチが粗く切れ込む。
    本種の大きな特徴であり、 近縁種との区別によく使われる。
    シケシダの包膜の若い時は胞子のう群を包む。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    幅広い茶色の鱗片が少しある。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

  • 葉軸。
    毛がまばらにある。
    写真 / 2026.4 鹿児島県 S.Ikeda

特徴

和歌山県の那智山に由来する、 太平洋側の暖かい地域に多いシダ。 近縁のシケシダによく似ていますが、 葉表面にツヤがなく厚めで、 ふつう常緑性。 さらに若い包膜は胞子のう群を包まず広がり、 そのフチの粗い切れ込みが目立ちます。 近縁種とは雑種をよく作ります。
 
葉の長さ : 10~90cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)だが北限では冬に葉を枯らす
生える場所 : 林内の土上や石垣など
分布 : 本州(新潟以南)、 四国、 九州、 琉球、 小笠原(北硫黄島)、 済州島、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジアなど

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

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