フモトシケシダ

一番下の切れ込みが長くて八の字に見える

  • 林内の斜面によく生えている。
    写真 / 2022.10.11 千葉市若葉区 S.Ikeda

  • 胞子葉は立ち上がる。
    写真 / 2021.9.23 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 栄養葉は地面に伏せる。
    写真 / 2022.6.25 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 羽片の拡大。 まばらに毛がある。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 包膜(ほうまく)は若い時に包む。
    包膜上に毛はあってもわずか。
    (ホソバシケシダは無毛)
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 熟した胞子のう群。 包膜のフチはホソバシケシダのように細かく切れ込まず、 不規則な突起がある程度。
    写真 / 2022.8.5 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉軸はしばしば紫色を帯びる。
    緑色のこともある。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄上部は緑~濃い紫色。
    (ホソバシケシダは緑色)
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄基部は黒っぽい。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 若葉。 他のシケシダ類よりも毛が多め。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子葉(↑)と栄養葉(↓)
    一番下の切れ込み(最下羽片)が長く伸びる。
    写真 / S.Ikeda

特徴

主に林内に生えるシケシダの仲間です。 本種は一番下の切れ込み(最下羽片(さいかうへん))が長く伸びるのが大きな特徴です。 (SI)
 
学名 : Deparia pseudoconilii
分類 : メシダ科シケシダ属
大きさ : およそ20cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生育場所 : 山地の林内にふつう
分布 : 本州~九州、 沖縄島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​