筑波実験植物園

マツカレハ

幼虫はマツケムシと呼ばれ毒毛虫

  • オス。 オスの方が小さく赤茶色。
    写真 / MasakoT

  • オス。 オスは活発に飛び、 灯りにやって来る。
    写真 / MasakoT

  • オス。
    写真 / MasakoT

  • オスの顔。
    写真 / MasakoT

  • メス。 はねの模様や色はいろいろ。
    メスの方が大きい。
    写真 / MasakoT

  • 大きな毛虫(最大約9cm)。 別名マツケムシ。
    毒のある毛があるので触らないで!
    写真 / MasakoT

  • 繭。 毒の毛がついているので触らないで!
    写真 / MasakoT

特徴

松で見られるカレハガの仲間。 オスとメスで色や模様が違い、 はねの色や模様には変異があります。 庭木や公園でも見られ、 幼虫や繭には毒があるので注意してください!越冬している若い幼虫を、 こも(ワラを編んだもの)を巻いて集めることがあります。 市街地でも大発生することがあります。
 
大きさ : 開張オス45~60mm メス70~90mm
食べ物 : 幼虫はマツ科植物(アカマツ、 クロマツ、 カラマツ、 ヒマラヤスギなど)の葉
成虫が見られる時期 : 6~10月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

幼虫には毒針毛があり、 刺されると激痛があり、 はれあがります。 そのあと、 1~2週間ほどかゆみが続きます。 刺されたときは、 ピンセットや粘着テープなどでていねいに毛を取り除き、 流水で洗い流してください。 また、 繭にも毒の毛がついていますので、 触らないでください。

見られる散歩道

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