クヌギハケタマフシ クヌギハナカイメンフシ (クヌギハケタマバチ)

クヌギにつく(はる)(あき)違う(ちがう)(かたち)になる(むし)こぶ

  • クヌギハナカイメンフシ。
    (あか)っぽいフワフワのかたまり。
    写真(しゃしん) / 2021.3.17 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

  • クヌギハナカイメンフシ。 雄花(おばな)()られる。
    写真(しゃしん) / 2024.4.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() MasakoT

  • クヌギハナカイメンフシ。
    綿(めん)のような(むし)こぶで(はる)()られる。
    写真(しゃしん) / 2017.5.12 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • クヌギハナカイメンフシ。 (むし)こぶの(なか)幼虫(ようちゅう)をねらって、 黒い(くろい)寄生(きせい)バチがやってきた。
    写真(しゃしん) / 2021.3.17 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

  • クヌギハケタマフシ。 ()(うら)にたくさんの(むし)こぶ。 てっぺんはややくぼみ、 ()()におおわれている。
    写真(しゃしん) / 2014.10.11 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

特徴(とくちょう)

クヌギハケタマバチがクヌギに作っ(つくっ)(むし)こぶ。 (はる)、 ハチが花芽(かが)産卵(さんらん)すると、 綿(めん)のようなフワフワの(むし)こぶになります(クヌギハナカイメンフシ)。 この(むし)こぶから、 6月頃(つきごろ)羽化(うか)したハチは、 今度(こんど)()(うら)産卵(さんらん)し、 丸い(まるい)(むし)こぶをたくさん作り(つくり)ます(クヌギハケタマフシ)。
 
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、 ダニ、 菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、 植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、 こぶになったり、 いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。 (むし)えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言わ(いわ)れます。 (むし)こぶは、 (むし)にとって、 住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、 「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、 「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

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