まっすぐに育つ高木です。

クヌギ
樹液は虫に大人気!クワガタやカブトムシがくる木

クヌギの特徴
樹液は虫に大人気。樹液が出ているとカブトムシやクワガタがやってくることもあります。でもスズメバチも大好きなので虫採りに行くときは注意が必要です。古代から燃料や木材、染料、食料にするなど、人の生活を支えてくれた木です。人里の周りに沢山植えられました。
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以下の情報は、関東地方を基準にしています。エリアによって1ヶ月くらいの差があります。

樹形
葉
葉は細長くて、縁のギザギザがあり先は針状に尖っています。(8~15cm)
花
春に咲く雄花は、太い紐のようで木全体に咲いて目立ちます。雌花はとても小さく目立ちません。花が咲いた年の翌年の秋にドングリが実ります。
実
ドングリが生ります。ドングリの帽子は、太い針を貼り合わせたような見た目です。
幹
幹には深い皺(しわ)があります。
関わりが深い生き物
クヌギの葉は虫の食べあとだらけ。イモムシ・ケムシ、カメムシなどたくさんの虫たちが見つかることでしょう。ほとんどのドングリにシギゾウムシなどの幼虫が入っています。甘酸っぱい匂いがすれば、樹液が出ています。カブトムシ、クワガタムシ、カナブン、チョウ、ガ・・・、どんな虫が来ているでしょうか。樹液酒場の顔ぶれは昼と夜では違います。樹液にはスズメバチもやって来ますので注意してください。枝先や葉には面白い形の虫こぶが何種類かついていますので、探してみてください。