21世紀の森と広場

クワキジラミ

クワの葉裏につく白いモジャモジャ幼虫

  • 幼虫と成虫。 幼虫はお尻に白い糸のようなロウ物質がついている。
    写真 / MsakoT

  • 幼虫。 お尻に長い糸のようなロウ物質。
    写真 / MasakoT

  • 成虫は飛ぶことができる。 小さなセミのよう。
    写真 / MsakoT

特徴

クワの葉裏の白い糸の集団は、 クワキジラミの幼虫です。 幼虫はお尻に糸のような白いロウ物質をつけて、 フワフワと綿のよう!幼虫は、 集団で葉の汁を吸い、 甘露(かんろ=糖分が多い液体)を出します。 成虫ははねがあり飛ぶことができます。 (MT)
  
大きさ : 体長3~4mm
食べ物 : クワの葉の汁(師管液)
成虫が見られる時期 : 3-6月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

天敵

ハラグロオオテントウがクワキジラミを食べます。

見られる木

見られる散歩道

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