埼玉県立秋ヶ瀬公園
コガタスズメバチ
街中で見られる中くらいのスズメバチ
特徴
街中で見られるスズメバチ。 オオスズメバチと似ていますが、 体も頭も小さめです。 巣は小さく、 庭木の茂みや屋根のひさしなどに作ります。 巣は、 作り始めはとっくりを逆さまにしたような特徴のある形をしていますが、 働きバチが出てくる頃になると、 下の部分が取り払われて丸い巣になります。
大きさ : 体長25～29mm(女王バチ) 21～27mm(働きバチ) 23～26mm(オスバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 樹液、 熟れた果実、 幼虫が分泌する液体など
成虫が見られる時期 : 5～10月
分布 : 全国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8～10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら、 近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を流水で洗い流し、 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。
