越後丘陵公園

コバネイナゴ

田んぼの主役、 畔をあるくと飛びはねる

  • ヨシの葉を食べている。 体の横に茶色の線が入った緑色のバッタ。
    写真 / MasakoT

  • 晩秋になり、 色がくすんできている。
    写真 / MasakoT

  • 夏になると成虫があらわれる。
    写真 / MasakoT

  • 秋が深まり、 老熟するにつれて色がくすみ、 枯れ葉にとけこむ。
    写真 / MasakoT

  • 晩秋まで見られる。
    写真 / MasakoT

  • ピンク色(紅色)のタイプは少ない。
    写真 / MasakoT

  • 大きい方がメスで小さい方がオス。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / MasakoT

  • 大きくなった幼虫。
    写真 / MasakoT

  • 脱皮中。
    写真 / MasakoT

特徴

田んぼや周辺の草地で普通に見られるバッタ。 背中が緑色、 茶色、 紅色の3タイプが知られています。 はねは腹部をこえない短いものが多いですが、 はねが長いものもいます。 似た種類にはねが腹部を大きくこえるハネナガイナゴがいます。
 
大きさ : 全長 オス16~34mm メス18~40mm
食べ物 : 植物食(イネ科などいろいろな種類の植物の葉)
成虫が見られる時期 : 7~12月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

トピック

イナゴは漢字で書くと「稲子」。 戦後の食糧難の時代、 9~10月の稲刈りの頃、 イナゴを捕まえ食料にしました。 たんぱく質をとるための栄養補給として、 佃煮やからいりにして食べました。 今でも佃煮が売られていることがあります。

  • イナゴの佃煮

越後丘陵公園 基本情報

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