21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

コバネイナゴ

田んぼ(たんぼ)主役(しゅやく)(ほとり)をあるくと飛び(とび)はねる

  • ヨシの()食べ(たべ)ている。(からだ)(よこ)茶色(ちゃいろ)(せん)入っ(はいっ)緑色(りょくしょく)のバッタ。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 晩秋(ばんしゅう)になり、(いろ)がくすんできている。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • (なつ)になると成虫(せいちゅう)があらわれる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • (あき)深まり(ふかまり)老熟(ろうじゅく)するにつれて(いろ)がくすみ、枯れ葉(かれは)にとけこむ。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • ピンク色(ぴんくいろ)(紅色(こうしょく))のタイプは少ない(すくない)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 大きい(おおきい)(ほう)がメスで小さい(ちいさい)(ほう)がオス。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 大きく(おおきく)なった幼虫(ようちゅう)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 脱皮(だっぴ)(ちゅう)
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

田んぼ(たんぼ)周辺(しゅうへん)草地(くさじ)普通(ふつう)()られるバッタ。背中(せなか)緑色(りょくしょく)茶色(ちゃいろ)紅色(こうしょく)の3タイプが知ら(しら)れています。はねは腹部(ふくぶ)をこえない短い(みじかい)ものが多い(おおい)ですが、はねが長い(ながい)ものもいます。()種類(しゅるい)にはねが腹部(ふくぶ)大きく(おおきく)こえるハネナガイナゴがいます。
 
大き(おおき)さ:全長(ぜんちょう) オス16~34mm メス18~40mm
食べ物(たべもの)植物(しょくぶつ)(しょく)(イネ()などいろいろな種類(しゅるい)植物(しょくぶつ)())
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):7~12(つき)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

トピック

イナゴは漢字(かんじ)書く(かく)と「稲子(いねこ)」。戦後(せんご)食糧難(しょくりょうなん)時代(じだい)、9~10(つき)稲刈り(いねかり)(ころ)、イナゴを捕まえ(つかまえ)食料(しょくりょう)にしました。たんぱく質(たんぱくしつ)をとるための栄養(えいよう)補給(ほきゅう)として、佃煮(つくだに)やからいりにして食べ(たべ)ました。(いま)でも佃煮(つくだに)売ら(うら)れていることがあります。

  • イナゴの佃煮(つくだに)

()られる散歩道(さんぽみち)

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