ネコハエトリ

ピョンとジャンプ、 愛らしいハンター

  • 色や模様はいろいろ。
    頭胸部は白い「U」字の帯がある。
    写真 / 2018.10.6 千葉県船橋市 MasakoT

  • 網ははらず、 歩き回り、 ジャンプをして獲物を捕える。
    写真 / 202210.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • オレンジ系のメスもいる。
    写真 / 2023.5.2 東京都八王子市 MasakoT

  • 8個の眼のうち、 前の2個がヘッドライトのように大きい。 すぐれた視力をもっている。
    写真 / 2022.10.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • ポーズがかわいい。
    写真 / 2023.5.12 千葉県市川市 MasakoT

  • 幼虫を捕えた。
    写真 / 2020.4.8 千葉市稲毛区 MasakoT

  • 左あしが2本になっている。 冬を越している。
    写真 / 2024.1.7 千葉県習志野市 MasakoT

  • 葉の上の住みか(左)。
    住みかの中にいたネコハエトリ(右)。
    写真 / 2024.4.4 千葉県松戸市 MasakoT

  • オス。 頭胸部が黒く、 腹部に黒い模様がある。
    写真 / 2020.4.15 千葉県習志野市 MasakoT

  • オスどおしが出会うと、 前あしを広げ戦う。
    写真 / 2020.4.30 千葉県習志野市 MasakoT

特徴

庭、 公園、 草地など明るい場所で普通に見られるハエトリグモ。 メスは毛深く明るい茶色で、 腹部の色や模様はさまざまです。 オスは黒っぽく、 春~初夏に成体が見られます。
 
大きさ : 体長メスオスともに7~13mm
食べ物 : 昆虫など
見られる時期 : ほぼ一年中
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

くも合戦

4~5月の繁殖期は、 メスをめぐり、 オスどおしが戦いを繰り広げます。 これを利用してオスどおしを戦わせる遊びがあります。 「ホンチ」または「フンチ」と呼ばれ、 江戸時代から盛んに行われていました。 今でも愛好家がネコハエトリのオスを持ち寄り、 クモ合戦を行っている地域があります。