セグロアシナガバチ

がっしりした大きなアシナガバチ

  • 女王バチ。 木の皮を削っている。
    唾液でこねて巣の材料にする。
    写真 / 2021.3.31 千葉県船橋市 MasakoT

  • 女王バチ。 背中の部分が黒いことが名前の由来。
    (キアシナガバチは黄色の筋が2本ある。 )
    写真 / 2018.4.3 千葉県船橋市 MasakoT

  • ヤブガラシの花によくやって来る。
    写真 / 2020.7.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • 働きバチが虫を捕らえ、 幼虫のために肉団子を作っている。
    写真 / 2021.7.29 千葉市若葉区 MasakoT

  • 働きバチが、 木を削っている。
    唾液でこねて巣の材料にする。
    写真 / 2023.7.14 千葉県習志野市 MasakoT

  • 巣の周りに群がる。 もうすぐ解散。
    写真 / 2022.9.14 千葉県市川市 MasakoT

  • オスのケンカ。 オスはフェロモンを出してメスを呼ぶが、 オスが来ると取っ組み合いのケンカになる。
    写真 / 2017.11.2 千葉県船橋市 MasakoT

  • オスの顔は白っぽい。 毒針は持っておらず、 人を刺すことはない。
    写真 / 2022.10.22 千葉県松戸市 MasakoT

  • 女王バチの集団越冬。
    写真 / 2022.3.23 千葉県市川市 MasakoT

  • 春、 女王バチが巣を作り始める。 巣の中には卵が産みつけられている。 巣の柄にはアリよけの匂いをつけている。
    写真 / 2022.4.13 千葉県市川市 MasakoT

特徴

市街地の公園などで普通に見られる大きなアシナガバチ。 女王バチは、 家の軒下や木の枝などに4月頃から巣を作り始め、 6月頃に働きバチがあらわれます。 巣はだんだん大きくなり、 夏の終わり頃、 新女王バチとオスバチがあらわれます。
 
大きさ : 体長20~26mm
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 幼虫が分泌する栄養物など
成虫が見られる時期 : 4~11月
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

気づかず巣に近づくと攻撃してくる場合もありますので注意が必要です。 巣が大きくなる夏は特に注意してください。 アシナガバチを見つけた場合、 網や手で振り払わないようにしましょう。 ハチに刺された場合は、 その場からゆっくり離れ、 刺された箇所を流水で洗い流してください。 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。