ノボロギク

春菊に似てるけど有毒植物

  • 冬でも陽だまりでは青々とした葉がある。
    写真 / 2022.2.24 千葉県幕張海浜公園 MayaN

  • 頭状花。 筒状の花がたくさん集まって一つの花のように見える。
    写真 / 202203.26 茨城県つくば市 htanaka

  • 筒状の花の一つ一つが綿毛をつけた実になる。
    綿毛が集まると綿くず(ボロくず)みたいに見える。
    写真 / 2022.3.26 茨城県つくば市 htanaka

  • 道ばたに群生するノボロギク。
    写真 / 2022.3.26 茨城県つくば市 htanaka

  • 草刈り後の田んぼの畔に生育して開花。
    写真 / 2022.6.23 茨城県つくば市 htanaka

特徴

名前は野に生えるボロ菊の意味。 綿毛が集まってボロくずのように見えることが名の由来です。
どこにでも見られる野草で葉は野菜の春菊のようです。
黄色い花のように見えるのは花の集まり、 筒状の花がぎっしりつまっています。

 
タイプ : キク科の多年草
大きさ : 高さ 10~40cm
花の時期 : 一年中(温暖な地域)
生育場所 : 畑、 道ばた
分布 : ヨーロッパ原産 日本全土

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

毒があり食べると下痢などするようです。
ペットにもあげない方が無難ですね。

執筆協力 : 田中ひとみ