21世紀の森と広場

クビキリギス

とんがり頭に赤い口

  • 緑色の成虫。
    写真 / MasakoT

  • 褐色の成虫。
    写真 / MasakoT

  • 雨風があたらない草地で越冬中。
    写真 / MasakoT

  • 冬、 冷たい雨の中、 姿を現す。
    写真 / MasakoT

  • 冬を越し、 春に姿を見せた成虫。
    写真 / MasakoT

  • 頭の先がとがり、 口のまわりが赤っぽいのが特徴。
    写真 / MasakoT

  • 褐色型の顔。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。 もうすぐ成虫になり冬を越す。
    写真 / MasakoT

特徴

緑色または褐色のキリギリスの仲間。 成虫で越冬し、 春先に「ジーー」と大きな声で鳴きます。 草はらなどに多く、 市街地の公園で見られることもあります。 指にかみつくと離さず、 無理に引っ張ると首が抜けることから、 この名前がつけられました。
 
大きさ : 全長50~57mm
食べ物 : 雑食(イネ科植物、 昆虫類など)
成虫が見られる時期 : 4~7月 9~12月(成虫越冬)
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

クサキリと似ています。
クビキリギスは頭の先がとがり、 大アゴがオレンジ色です。
クサキリは頭に丸みがありとがらず、 大アゴは黄色です。
山には、 はねの先がとがるヒメクサキリがいます。

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