21世紀の森と広場
アメリカフウロ
深く切れ込む葉に小さなピンク色の花
特徴
昭和8年に京都で確認され、今では広く見られる帰化植物です。夏~秋に花が咲く在来のゲンノショウコに似ていますが、花が小さく春から咲き、花より葉が目立ちます。全体に細かな毛が多く、切れ込みの多い手のひら型の葉が特徴。暖かい地方では、畑一面を埋め尽くすほど繁茂します。
タイプ:フウロソウ科の越年草または一年草
大きさ:高さ10~40cm 花の径5~10mm
花の時期:4~8月
生育場所:畑、道脇、空き地など
分布:北アメリカ原産の帰化植物 日本全土 東北以南に広く発生
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
執筆協力 : 田中ひとみ