津久井湖城山公園

シャガ

暗がりを明るくする春のアヤメ

  • 花は外花被片3、 内花被片3で構成される。
    写真 / htanaka

  • 外花被片は大きく、 縁は細かく切れ込んで青い斑紋があり、
    中央部に黄色い斑紋と、 とさか状の突起がある。
    写真 / htanaka

  • 花は次々と咲く
    写真 / htanaka

  • 葉は常緑で光沢がある
    写真 / MasakoT

特徴

常緑の多年草で中国原産のものが古い時代に渡来して広がったと言われています。 人家に近い湿った林内、 厚く強い光沢のある葉が群生するのがよく見られます。 白い花は暗がりで目立ち、 青や黄色の部分があってきれいです。 日本に生育するものは、 実はなりますが種ができず、 地下茎で増えます。
  
タイプ : アヤメ科の多年草
大きさ : 高さ 30-70cm
花の時期 : 4-5月
生育場所 : 人里近くの林内、 人家の庭園など
分布 : 本州~九州、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ

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