埼玉県立秋ヶ瀬公園
特徴
細長い花穂に小さな桃色(ピンク)の花がねじれるように並んで咲くことから、 ネジバナと名がつきました。 別名ネジリバナ、 モジズリもねじれていることから。
花の一つ一つは小さいながらもラン科の花の形をしています。 公園など身近で見られるので観察してみてください。
ラン科植物の根は菌根となって菌類と共生しているため、 植え替えると土中の共生菌との関係がこわれて枯れることがよくあります。
タイプ : ラン科の多年草
大きさ : 高さ 10-40cm
花の時期 : 4-10月
生育場所 : 日当たりのよい草地、 公園、 芝生など
分布 : 北海道~九州、 アジア東部
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
執筆協力 : 田中ひとみ