トウゴクシダ

東日本よりも西日本に多い!?

  • 低地の林内によく見られる。
    写真 / 2021.8.2 鹿児島県屋久島 S.Ikeda

  • 若い葉は黄緑色。
    ベニシダのように紅色にならない。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子のう群は円形でやや脈寄りにつく。
    包膜はベニシダのように紅色にならない。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉軸の鱗片は黒っぽい。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄の鱗片も黒っぽい。
    葉柄基部の鱗片は茶色っぽい。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 新芽は緑色。
    写真 / 2022.3.31 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 色以外はベニシダと似ている。
    写真 / 2022.3.31 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    葉先が急に細くなることも特徴とされる。
    写真 / S.Ikeda

  • ベニシダとの区別点の1つ。
    とはいえベニシダでも最下の小羽片が長めのことがある。
    写真 / S.Ikeda

特徴

低山でよく見られるシダです。 名前は愛知県の東谷山が由来で、 実際には西日本に多いです。 とはいえ、 東日本でも場所によってはよく見られます。 ベニシダに非常によく似ていますが、 本種の若葉は紅色にならないなどの違いがあります。
 
葉の長さ : 60cmくらい
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生育場所 : 低地の林内
分布 : 日本(本州, 四国, 九州, 屋久島, 種子島, 沖永良部島), 朝鮮, 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​