ヤマイヌワラビ

イヌワラビより大きくてチクチク

  • 山地林内に生える。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 根茎を斜上させて葉を出す。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 葉先。
    なだらかに細くなる。
    イヌワラビの葉先は急に尖る。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    一番長いことが多い。
    写真 / 2023.5 千葉県 S.Ikeda

  • 最下羽片の基部。
    矢印の柄は2mmほどと短め。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 小羽片の基部。
    矢印のように小さいトゲがあり、 指でこすると引っかかる。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は細長いかカマ状に曲がる。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄。
    中央が濃い鱗片が密にある。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 春の新芽。
    写真 / 2023.4 千葉県 S.Ikeda

  • 二又に分かれた奇形。
    写真 / 2022.4 千葉県 S.Ikeda

特徴

その名の通り山に多いシダ。 イヌワラビに似ていますが、 葉は大きくて硬めで、 葉先はゆるやかに細くなります。 近縁種(サトメシダなど)とは雑種をつくります。
 
葉の長さ : 40~100cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林内
分布 : 本州、 四国、 九州、 屋久島、 朝鮮、 台湾、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

触ってくらべてみよう!

ヤマイヌワラビとイヌワラビの違いの1つが、 トゲの有無です。
 
ヤマイヌワラビは葉の表面の軸上に小さなトゲがあって、 こするとチクチクします。 一方、 イヌワラビはトゲが無いのでチクチクしません。

  • 葉の表面の羽軸上の比較。
    ヤマイヌワラビは小さなトゲがあるが、 イヌワラビはない。 ただ、 イヌワラビでも多少ボコッとしていることがある。
    写真 / S.Ikeda

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