イヌワラビ

紫色が美しい身近なシダ

  • 明るめの草地に生える。
    写真 / 2023.4 千葉県 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって群生する。
    小さめの葉は尖りがはっきり。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 葉先。
    ここに本種のわかりやすい特徴がある。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • 葉先が急に細く尖る。
    ただし尖りが目立たない葉もあるので注意。
    ホシダヤワラシダなども同じようになる。
    ヤマイヌワラビは三角状に細くなる。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • 葉中部。
    表面のツヤは弱く、 ギザギザに切れ込む。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • ここで覚えてほしいシダ用語の基礎を紹介。
    葉軸(または中軸) : 葉の中央の茎みたいな部分。
    羽片 : 葉軸から横方向に出る1枚の羽みたいな部分。
    小羽片 : 羽片が切れ込んで小さく独立したもの。
    本種は葉軸周辺が紫色っぽくなることが多い。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • 葉下部。
    一番幅広くなることが多い。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • 覚えてほしいシダ用語の基礎の続き。
    最下羽片 : 葉一番下の羽片。
    葉柄 : 最下羽片から根茎までの柄部分。
    種類にもよるが、 最下羽片は羽片の中で一番大きくなることが多く、 そのシダの個性が表れやすい。 そのため必ずここは確認するようにしよう。
    写真 / 2026.7 埼玉県 S.Ikeda

  • 葉裏
    胞子のう群が並ぶ。
    細かったりカマ状だったり蹄の形。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 熟した胞子のう群。
    葉裏一面にびっしりつく感じになる。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    茶色の鱗片が少しある。
    葉柄は赤紫色できれい。
    写真 / 2022.7 千葉県 S.Ikeda

  • 新芽。
    ぜんまい巻きではない。
    写真 / 2022.4 千葉県 S.Ikeda

  • 平面写真。
    葉は大きく2つのタイプがある。
    1つ目は胞子葉で、 葉裏に胞子のう群をつける。
    葉を立ち上げるように出し、 葉柄が長い。
    2つ目は栄養葉で、 胞子のう群をつけない。
    地面に伏せるように葉が出ることが多い。
    なお、 どちらも1枚の葉っぱである。
    写真 / S.Ikeda

特徴

住宅地や公園に多い、 もっとも身近なシダのひとつ。 葉はギザギザに切れ込んでいますが触るとやわらかく、 中央部がしばしば紫色になります。 葉先は剣のように細く尖り、 葉裏には、 馬の蹄(ひづめ)のように弓なりに曲がった胞子のう群ができます。
なお、 植物名での犬は別種・劣っているの意味があります。 山菜で有名なワラビとは全くの別種で、 一般には食用にされません。
 
葉の長さ : 20~80cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 道ばたの草地や林内
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 屋久島、 朝鮮、 台湾、 中国、 インドシナ半島、 南アジア

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

ニシキシダ

白い斑がきれいなイヌワラビの品種。 よく混ざって生えているほか、 栽培もされます。

  • 若葉は特にきれい!
    写真 / 2022.4 千葉県 S.Ikeda

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