花はそのまま、ケーキやゼリーのトッピングやサラダで食べられます。また、さっとゆでて酢のものなどにも。若い葉や柔らかいつるもゆでておひたしや、油いため、天ぷらなどで食べられます。
特徴
古代より日本にある植物で、万葉集には容花(かほはな)の名で記されています。遣唐使が中国から朝顔(アサガオ)を伝えてから、昼も咲いているので昼顔(ヒルガオ)と呼ばれるようになったと言います。
根茎で増えることが多く、花は他の株からの花粉がつかないと実がならないため、実やタネを見ることがほとんどありません。
近縁のコヒルガオとよく似ていますが、コヒルガオは花が小さく色も淡く、花の柄に翼があり葉の形も違うので見分けらえます。ただし、両種の雑種もあり、アイノコヒルガオと呼ばれています。
タイプ:ヒルガオ科の多年草 つる植物
大きさ:花の径5~6cm
花の時期:7-8月
生育場所:日当たりのよい野原、道ばた、空き地
分布:北海道~九州 朝鮮、中国
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。
体験・遊び
見られる散歩道
執筆協力 : 田中ひとみ