エノコログサ

ネコジャラシとも呼ば(よば)れる道ばた(みちばた)でおなじみの野草(やそう)

  • 子犬(こいぬ)()にたとえられる花穂(かすい)
    写真(しゃしん) / 2022.7.18 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • 花穂(かすい)(花序(かじょ))は円柱(えんちゅう)(じょう)(すすき)(のぎ)が()のよう。
    (はな)()()熟す(じゅくす)(すすき)残っ(のこっ)()だけが脱落(だつらく)する。
    写真(しゃしん) / 2022.8.1 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • 花穂(かすい)(じく)には小柄(こがら)がつき、小花(こばな)(なか)にある(しょう)()(すすき)密生(みっせい)している。
    小花(こばな)黄色い(きいろい)雄しべ(おしべ)見える(みえる)
    写真(しゃしん) / 2022.8.15 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • (じく)についてた一つ(ひとつ)小柄(こがら)(すすき)(しょう)()集まり(あつまり)(すすき)小柄(こがら)(さき)変化(へんか)したもの。
    写真(しゃしん) / 2022.8.15 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • 一つ(ひとつ)(しょう)()(なが)(やく)2mm、(だい)2穎は(しょう)()(どう)(ちょう)隙間(すきま)はない。
    アキノエノコログサは(しょう)()がやや大きく(おおきく)(だい)2穎が短い(みじかい)ので隙間(すきま)見える(みえる)
    写真(しゃしん) / 2022.8.15 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • ()付け根(つけね)にある()(した)()(じょう)
    写真(しゃしん) / 2022.8.18 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • 農道(のうどう)群生(ぐんせい)する
    写真(しゃしん) / 2022.7.18 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • コンクリートの歩道(ほどう)(じょう)にも生育(せいいく)
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • (きん)(えん)外来(がいらい)(しゅ)オオエノコログサ。エノコログサよりかなり大きい(おおきい)
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • オオエノコログサは小柄(こがら)長く(ながく)枝分かれ(えだわかれ)しているので見分け(みわけ)られる。
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

  • (うえ):オオエノコログサ
    (した):エノコログサ
    写真(しゃしん) / 2022.8.6 茨城(いばらき)(けん)つくば() htanaka

特徴(とくちょう)

花穂(かすい)子犬(こいぬ)()見立て(みたて)()がついたと言わ(いわ)れます。別名(べつめい)ネコジャラシは(ねこ)をじゃらしたことから、関東(かんとう)地方(ちほう)中心(ちゅうしん)呼ば(よば)れる()です。(きん)(えん)のアキノエノコログサとともに、(はたけ)道ばた(みちばた)空き地(あきち)普通(ふつう)生育(せいいく)しています。大型(おおがた)外来(がいらい)(しゅ)オオエノコログサもしばしば見かけ(みかけ)ます。
  
タイプ:イネ()(いち)(ねん)(くさ)
大き(おおき)さ:(たか)さ 20-70cm
(はな)時期(じき):7-11(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ)日当たり(ひあたり)のよい(はたけ)荒地(あれち)道ばた(みちばた)など
分布(ぶんぷ)日本(にっぽん)全土(ぜんど) 世界中(せかいじゅう)温帯(おんたい)広く(ひろく)分布(ぶんぷ)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

注意(ちゅうい)(てん)

(ねこ)をじゃらしていたら、食べ(たべ)てしまって(ねこ)体調(たいちょう)不良(ふりょう)になった事例(じれい)があります。

体験(たいけん)遊び(あそび)

花穂(かすい)をとって、さかさまに()(なか)隠し(かくし)もち、にぎにぎすると()てきて「毛虫(けむし)だぞ~」と驚かす(おどろかす)ことができます。

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ