カノコガ

花から花へ、 鹿の子模様のはねをもつガ

  • お腹がふっくらしているメス。
    黒いはねの白い紋は半透明。
    写真 / 2019.6.13 千葉県松戸市 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2024.6.6 神奈川県相模原市 MasakoT

  • 横から見ると、 腹部に黄色の紋がいくつかある。 触角が細くハチのよう?
    写真 / 2021.6.12 千葉県松戸市 MasakoT

  • 交尾。
    写真 / 2018.6.19 千葉県市川市 MasakoT

  • 交尾。
    写真 / 2020.6.29 千葉県松戸市 MasakoT

  • 幼虫で越冬する。
    写真 / 2022.12.20 千葉市若葉区 MasakoT

  • 板の下で越冬している幼虫。
    写真 / 2023.3.22 千葉県市川市 MasakoT

特徴

昼間に活動し、 花によくやって来るヒトリガの仲間。 ほっそりした黒いはねには鹿の子状(小鹿の背中にあるような模様)の白い紋があり、 腹部の黄色い2本の帯が目立ちます。 年2回発生します。
 
大きさ : 開張30~37mm
食べ物 : 幼虫はタンポポなどいろいろな草(枯れ葉も食べると言われる)。 成虫は花の蜜など。
成虫が見られる時期 : 6~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

似ているガに、 キハダカノコがいます。
カノコガの腹部は、 黒地に2本の黄色い帯が入っています。
キハダカノコの腹部は、 黄色地に黒い線がたくさん入っています。