緑色の繭から糸をとることができ、 糸は「天蚕糸(てぐす・てんさんし)」「ワイルドシルク」と呼ばれ、 とても貴重なものです。 淡い緑色で優美な光沢があります。
ヤママユ
繭から糸をとる、 野生のお蚕様
特徴
夏~初秋にあらわれる大きなガ。 ヤママユガ、 テンサンとも呼ばれます。 雑木林など自然豊かなところで見られ、 街中にはいません。 はねの色は黄色、 赤褐色、 暗褐色など変異に富みます。
大きさ : 開張115~150mm
食べ物 : 幼虫はブナ科植物(クヌギ、 コナラ、 クリ、 カシなど)の葉
成虫が見られる時期 : 8~10月
分布 : 全国
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。