ヒメジャゴケ

黄色っぽくて小さいジャゴケ

  • ジャゴケより小さくて明るい色合い。
    写真 / 2022.10.9 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 放射状に広げている。
    しばしば赤っぽくなる。
    写真 / 2022.10.22 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 寒くなるとフチに自分のクローン(無性芽)をつけて枯れる。 この写真の無性芽はまだ小さめ。
    写真 / 2022.10.22 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 日なたの葉はより黄色っぽい。
    写真 / 2021.5.10 埼玉県寄居町 S.Ikeda

  • 葉状体(ようじょうたい)の表側。
    ヘビ皮のような模様がわかる。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉状体(ようじょうたい)の裏側。
    糸のようなものは体を支えるための仮根。
    写真 / S.Ikeda

  • 表の拡大。
    明るいヘビ皮。
    写真 / S.Ikeda

特徴

道ばたの木陰などによく生えている身近なコケ。 その名の通りジャゴケよりも小さめです。 寒い地域では秋の終わりにたくさんの自分のクローン(無性芽)をつけて枯れてしまいます。
 
大きさ : 1~3cm、 幅2~3mm
観察の時期 : 夏~秋がおすすめ
生える場所 : 土上
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ジャゴケは幅が1~2cmになり大きい。 無性芽はつけず、 冬でも枯れない。 暖かい地域ではヒメジャゴケも冬に枯れないので注意。

  • 左はヒメジャゴケ、 右はジャゴケ
    写真 / S.Ikeda