ナラタケ

  • コナラの枯れ木に生えるナラタケ。
    写真 / 2022.11.16 茨城県桜川市 大作晃一

  • 傘の表面は放射状の筋がある。
    写真 / 2022.11.16 茨城県桜川市 大作晃一

  • 傘の裏面は黄褐色のひだがある。
    写真 / 2022.11.16 茨城県桜川市 大作晃一

  • 柄の途中に付着物がある。
    写真 / 2022.11.16 茨城県桜川市 大作晃一

特徴

晩秋に枯れ木から束になってはえるきのこです。 ナラタケモドキに似ています。 ナラタケは柄の途中に付着物がありますが、 ナラタケモドキは柄の途中に付着物がありません。
 
大きさ : 傘の直径は4~10cm
生える時期 : おもに晩秋
生える場所 : コナラなどの広葉樹の枯れ木

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ナラタケ属のなかま

ナラタケ、 ナラタケモドキなど複数の種が知られています。
遺伝子の解析のできなかった時代は、 きのこの形態を観察しても種の識別は困難でした。 そこで、 菌糸を培養して和合性で確認しました。

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。