ギンゴケはとても分布の広いコケで、日本では市街地から富士山の山頂まで、そしてヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、さらには南極大陸と世界中で発見されています。
葉を白くさせるのは強い日差しなどに適応するためで、これにより様々な環境で生きることを可能にしているのです。
ギンゴケ
過酷な環境でも生き抜くシルバー!
特徴
都会でもごくふつうに見られる身近なコケ。葉の上半分に葉緑体がないため白っぽく見えます。住宅近くの石垣、道路のすき間などに、白っぽいコケが生えてないか探してみよう!
大きさ:高さ3~10mm、葉0.5~1mm
観察の時期:一年中
生える場所:石垣など
分布:北海道~琉球
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。