オニヒカゲワラビ

林内を覆う鬼のように大きな影

  • やや湿った林内に多い。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • 小さめの葉。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 根茎を短くはって葉を出す。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • スギ林下に大群生。
    ここではシロヤマシダと混生している。
    写真 / 2023.8.24 千葉県君津市 S.Ikeda

  • 葉はテカリがなくて草っぽい。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • 葉裏。 フチに鋸歯がある。
    胞子のう群は線のように細い。
    中心の脈寄りにつける。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • 葉柄は太い。
    黒っぽい鱗片を少しつける。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

  • 新芽。
    鱗片が目立つ。
    写真 / 2021.6.3 千葉県鴨川市 S.Ikeda

  • ナチシダとともに大群生。
    写真 / 2023.7.21 静岡県西伊豆町 S.Ikeda

特徴

林内に生える巨大なシダです。 葉はくすんだ緑色をしていて、 草っぽくてやわらかめです。 近い仲間のヒカゲワラビよりもさらに大きく、 いかにも鬼という風格です。
 
大きさ : 長さ2mになる
観察の時期 : 一年中(常緑性)だが寒いと冬は葉を枯らす
生える場所 : 山地のやや湿った林内
分布 : 日本(本州, 四国, 九州, 屋久島), 済州島, 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道