ミヤマシケシダは以下の種類と変種(へんしゅ : 亜種ほどではないけど同種とするには違いがあるもの)の関係があります。
●ウスゲミヤマシケシダ・・・ミヤマシケシダよりも大型になり、 葉柄は太めで基部が粘液でねばつきます。 山地の川沿いに生えていることが多いです。
●ハクモウイノデ・・・葉柄は太めで白い毛や鱗片がびっしりつきます。 低山に多いです。
ミヤマシケシダ
ねばつかないことを確認しよう
特徴
夏でも涼しい山地に多いシケシダの仲間です。 ウスゲミヤマシケシダによく似ていますが、 より小さめのことが多く、 葉柄基部は粘液でねばつきません。
大きさ : およそ30cmくらい
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の林内
分布 : 日本(北海道, 本州, 四国), 朝鮮, 中国北部, 極東ロシア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。