ヒメカナワラビ

金属(きんぞく)みたいにテカリが強い(つよい)のです

  • 林内(りんない)斜面(しゃめん)生える(はえる)
    写真(しゃしん) / 2023.12.26 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 根茎(こんけい)(はす)(じょう)させて()出す(だす)
    写真(しゃしん) / 2023.12.26 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 表面(ひょうめん)はテカテカしていて硬め(かため)
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • ()(じく)接する(せっする)上側(うわがわ)(しょう)(はね)(へん)大きめ(おおきめ)
    ()中部(ちゅうぶ)以下(いか)(しょう)(はね)(へん)には短い(みじかい)()がある。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • ()(うら)胞子(ほうし)のう(ぐん)をつける。
    ()下部(かぶ)からつき始める(はじめる)…が最終(さいしゅう)(てき)には全面(ぜんめん)につく。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 胞子(ほうし)のう(ぐん)円形(えんけい)
    やや(みゃく)寄り(より)につける。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)
    黒っぽい(くろっぽい)鱗片(りんぺん)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • ()(じく)
    黒っぽく(くろっぽく)細い(ほそい)鱗片(りんぺん)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

特徴(とくちょう)

暖かい(あたたかい)地域(ちいき)生える(はえる)小さめ(ちいさめ)のシダ。 ()はやや硬め(かため)でテカテカしているので金属(きんぞく)っぽい感じ(かんじ)がします。 その特徴(とくちょう)名前(なまえ)からカナワラビ仲間(なかま)見え(みえ)ますが、 実際(じっさい)イノデ仲間(なかま)です。
 
()(なが)さ : 30cmほど
観察(かんさつ)時期(じき) : 一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ) : (てい)(やま)(はやし)(ゆかり)斜面(しゃめん)
分布(ぶんぷ) : 日本(にっぽん)(本州(ほんしゅう)(福島(ふくしま)以南(いなん)), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう)), 朝鮮(ちょうせん), 台湾(たいわん), 中国(ちゅうごく), ベトナム

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

千葉(ちば)(けん)のシダ!

郷土(きょうど)のシダでヒメカナワラビは千葉(ちば)(けん)のシダに指定(してい)されています。 郷土(きょうど)のシダは日本(にっぽん)シダの(かい)選定(せんてい)された都道府県(とどうふけん)代表(だいひょう)するシダのことで、 いわば都道府県(とどうふけん)(はな)のシダバージョンです。
 
ヒメカナワラビは別名(べつめい)キヨズミシダといい、 千葉(ちば)(けん)清澄山(きよすみやま)由来(ゆらい)なことから()ています。