ヘラオオバコ

(ふゆ)()をバラの(はな)のように伸ばす(のばす)

  • 花穂(かすい)高く(たかく)伸ばし(のばし)て、 (かぜ)受け(うけ)て、 花粉(かふん)遠く(とおく)飛ばし(とばし)やすくしている。
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

  • 白く(しろく)伸び(のび)だしているのは、 雄蕊(おしべ)(かぜ)花粉(かふん)飛ばし(とばし)て、 雌しべ(めしべ)受粉(じゅふん)させる。
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

  • (はな)()(した)から咲き(さき)あがる。 (した)(ほう)にはすでにタネが形成(けいせい)されている。
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

  • (ふゆ)は、 濃い(こい)緑色(りょくしょく)()地面(じめん)にぺったりと這わ(はわ)せて、 四方(しほう)伸ばす(のばす)(ふゆ)()太陽光(たいようこう)浴び(あび)て、 栄養(えいよう)蓄える(たくわえる)
    写真(しゃしん) / 2020.10.16 千葉(ちば)(けん)21世紀(せいき)(もり)公園(こうえん) I. Watanabe

  • ()細長い(ほそながい)へら(じょう)で、 長い(ながい)()があり、 水平(すいへい)から斜め(ななめ)(じょう)放射状(ほうしゃじょう)伸ばす(のばす)
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

  • ()(うら)も、 長い(ながい)()をたくさんつけて、 葉脈(ようみゃく)太く(ふとく)出っ張る(でっぱる)
    写真(しゃしん) / 2023.08.30 長野(ながの)(けん)富士見(ふじみ)(まち) I. Watanabe

特徴(とくちょう)

野原(のはら)(いち)(めん)白い(しろい)綿棒(めんぼう)のような(はな)咲かせ(さかせ)て、 (かぜ)()をなびかせている。
  
タイプ : 多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さは30~70cm 
(はな)時期(じき) : (はる)(なつ)
生える(はえる)場所(ばしょ) : 畑地(はたち)道端(みちばた)
分布(ぶんぷ) : 日本(にっぽん)全土(ぜんど)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

注意(ちゅうい)(てん)

環境省(かんきょうしょう)指定(してい)要注意(ようちゅうい)外来(がいらい)生物(せいぶつ)類型(るいけい)2に指定(してい)されています。 ヘラオオバコはヨーロッパでハーブとして食用(しょくよう)薬用(やくよう)利用(りよう)され、 家畜(かちく)(よう)飼料(しりょう)としても栽培(さいばい)されているそうです。 ペットのニワトリ・ウサギ・ハムスターなどの(えさ)として活用(かつよう)するのも良い(よい)アイデアです。

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 渡邉(わたなべ)(いさお)