ハチジョウシダモドキ

モドキの(ほう)がよく()られるぞ!

  • 低地(ていち)林内(りんない)生える(はえる)
    別名(べつめい)コハチジョウシダ。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 根茎(こんけい)短く(みじかく)(はす)(じょう)させて()出す(だす)
    ナチシダなどと違い(ちがい)群生(ぐんせい)しない。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • ()(しつ)はハチジョウシダよりも薄い(うすい)
    (はね)(へん)は4~10(つい)ほど。
    写真(しゃしん) / 2023.7.21 静岡(しずおか)(けん)西伊豆(にしいず)(まち) S.Ikeda

  • 最下(さいか)()(へん)
    ()(じく)接する(せっする)2つの(しょう)(はね)(へん)長い(ながい)
    4つ長い(ながい)こともある。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • (はね)(へん)基部(きぶ)
    (はね)(へん)()(じく)近づい(ちかづい)ても縮ま(ちぢま)ない。
    写真(しゃしん) / 2023.7.21 静岡(しずおか)(けん)西伊豆(にしいず)(まち) S.Ikeda

  • (はね)(へん)基部(きぶ)拡大(かくだい)
    ここにいくつか特徴(とくちょう)がある。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 基部(きぶ)短い(みじかい)()がある。
    (きん)(えん)(しゅ)多く(おおく)はない。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • (あか) : 基部(きぶ)(かたち)普通(ふつう)180()よりせまい。
    (むらさき) : (はね)(へん)は60()くらいの角度(かくど)開く(ひらく)
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • (はね)(へん)表面(ひょうめん)
    (じく)(じょう)小さな(ちいさな)とげがある。
    写真(しゃしん) / 2023.7.21 静岡(しずおか)(けん)西伊豆(にしいず)(まち) S.Ikeda

  • ()(うら)
    胞子(ほうし)のう(ぐん)はフチに沿っ(そっ)てつく。
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 裂片の一番(いちばん)()(みゃく)注目(ちゅうもく)
    (みゃく)は裂片の中央(ちゅうおう)(みゃく)(はね)(じく)接点(せってん)から少し(すこし)離れ(はなれ)出る(でる)
    写真(しゃしん) / 2023.8.24 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)基部(きぶ)
    茶色(ちゃいろ)っぽい鱗片(りんぺん)をつける。
    写真(しゃしん) / 2023.7.21 静岡(しずおか)(けん)西伊豆(にしいず)(まち) S.Ikeda

特徴(とくちょう)

()仲間(なかま)多い(おおい)ことで知ら(しら)れるハチジョウシダ仲間(なかま)です。 ハチジョウシダはもっぱら(みなみ)(しま)多い(おおい)ですが、 モドキの(ほう)本州(ほんしゅう)太平洋(たいへいよう)(がわ)半島(はんとう)にもよく()られます。 (はね)(へん)基部(きぶ)()があることなどが特徴(とくちょう)です。
 
()(なが)さ : 50cmくらい
観察(かんさつ)時期(じき) : 一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ) : (てい)(やま)林内(りんない)
分布(ぶんぷ) : 日本(にっぽん)(本州(ほんしゅう)((ぬし)千葉(ちば)から紀伊(きい)半島(はんとう)), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう), 琉球(りゅうきゅう)(奄美(あまみ)以北(いほく))), 中国(ちゅうごく), インドシナ半島(いんどしなはんとう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

別名(べつめい)について

ハチジョウシダモドキはコハチジョウシダとも呼ば(よば)れます。 ところが別種(べっしゅ)のニシノコハチジョウシダもコハチジョウシダと呼ば(よば)れることがあるので、 コハチジョウシダという名前(なまえ)用いる(もちいる)のはあまり推奨(すいしょう)されていません。

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

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